家の間取りは導線次第

間取り設計のポイントについて少しだけ触れておくと、大切なのは以下の2つ。
・3つの動線(人、太陽、風の動き)を意識する
・自分たちの暮らし方をはっきりさせる

夢の暮らしを実現できる注文住宅は皆の憧れ。自分の希望を最大限に実現したいと願うのは当然のこと。
家は生涯付き合っていくものだからこそ、居心地のいい空間にしたい! そう思いますよね。

注文住宅を建てるにあたりお金以外で一番大切なものが間取り。 失敗すると、ずっと不便な思いをしなければなりません。
完成した状態で購入するものではないだけに、住んでみて初めて気付く失敗もありえます。

ストレスフリーの居心地のよい空間を設計するためには、あなたにとって住みよい家とはどんな空間なのか、
どんな暮らしを実現したいのか、イメージを具体化していくことが肝要です。

・間取りは導線が大事!
快適な生活ができる空間には、「動線」を意識した間取り設計が欠かせません。
動線は、場合によっては導線と書くこともありますが、どちらも意味は似ています。
導線だと、人を誘導するための配置を意味しています。
例えば、喫茶店の店の前に食品サンプルでのメニューが展示されていて、それを見たお客さんをお店に誘導するような感じです。

・住宅の間取りのおける動線
家の場合は、主に家事作業をイメージして家具や家電を配置します。
例えば、洗濯機のある場所の近くには洗濯物を干すことができるベランダが近いとすぐに干すことができるので大変便利です。
つまり家事を効率的に行えるように家具、家電を配置して移動スペースを確保したものが動線といいます。
この動線次第で、部屋の中の利便性が全然変わってきますので注意が必要です。

・動線が潰れると家が散らかる?
仮に動線を潰してしまうとどうなるのかと言うと、そこに不便を感じるようになったり、散らかりやすくなってしまいます。
そうならないように設計の段階で人が動くイメージを意識して、間取りを決めていくようにしなければなりません。